家事手伝い+

東京でオーケーストアと市民プールを巡る冒険記

実家に帰省したら父が癌だった

2018年12月、父が大腸の検査に引っかかって手術をする、と母から連絡があった。

 

大事には至らず手術と入院後も変わらず仕事をしていると聞いて、まあいい歳なんだから無理だけはしないでね、とLINEした。

 

実家は田舎の小さな町工場で従業員数人の方が働き、父は祖父の代を継いだ。

 

自営業というと、勤務地は自宅の隣で通勤いらずでいいなと若い時は思っていたが、

 

25の時に、一旦東京のアパートを引き払って、実家に戻ってみたら、18歳まで住んでいたあの感覚とは全く違うものになっていた。

 

とにかく父と母の性格が不一致すぎる。

 

ずっと母から父への愚痴を聞いて育ってきたから、父が敵みたいに思っていた。

 

けど、いざ25になって聞いてみると内容が不毛すぎて、どっちもどっちといった感じだ。

 

どっちの気持ちもわかるが、『田舎だから』の理由で答えに導けなかった問題は多い。

 

話は反れたが、それだけ田舎が居心地の悪い場所であったと大人になって実感した。

 

1年のニートを経て、逃げるように実家を出た。

 

ちょくちょく母からの電話がとにかくネガティブな内容が多いこと。

 

北国の過疎化が強烈な田舎は陰々鬱々。

 

誰々が自殺した、とか、誰々が鬱で、とか。

 

ちなみに親戚にうつと統合失調症が2人いる。

 

楽しい一人暮らしに釘を刺すような内容が500km離れているのに持ってかれる。

 

で、実家に帰省し、姉とその子供2児、母と大人3人で初買いに行く途中、母が少し溜めて、お父さんが癌なの、と声を震わせて言った。

 

またか、

 

そう思ってしまった。

 

満を辞して言ってやったぞ、みたいな母の言い方が正直うんざりだった。

 

不幸ネタを言う時、なんとなく母の不幸が蜜の味、みたいな感がなくもない。

 

そして何より、病気を隠す父親にもうんざりした。

 

なんで言わないんだろう。

 

心配かけるからかな。

 

言うのが怖いのかな。

 

結局、母が抱え込むのが辛くて、娘息子3人、お父さん癌だってこと知ってるよ。

 

ステージ0で、初期中の初期とのことだった。

 

昔より医療は発達してるとて、癌というフレーズを聞いた時は一瞬時が止まった。

 

やっとフリーの仕事が少しずつ良くなってきた矢先だ。

 

もう、あんな田舎に帰るのは本当に本当に嫌だ。

 

どうしたらいいだろう。

 

お正月早々、思いが吐露できるのはブログしかないが、ブログがあってよかった。